・当たり前なんだが、先ほどの移植の記事で、それぞれの「機種」には
開発ツール所謂「ゲーム開発に特化した」ゲームエンジンで作られているのだが
「龍が如く6」で悪評だった「ドラゴンエンジン」は簡単に言うならPS4の
ツールを元にしており、その性能を生かせず酷評であった。
そして「龍が如く 極2」ではそれを克服し一定の売り上げを残した
まぁもっとも中身を改悪したとも言われているが。
さてそうなると昔のゲームの移植は、当然開発環境は異なる。
そうすれば、移植前のキットと移植後のキットでは「環境」が違うので
新たな「バグ」が起こりえる。それを「予算」さえ潤沢なら人も雇える
デバッガーと呼ばれる人たちだが、昔なら開発に予算をかけられた
しかしこの「スマホ」ゲームが乱立している中で中には一人で
やっている人も多い。さらに言うならアンドロイドのキットは
ほぼほぼ「無料」で手に入りアイデアと一定の開発能力さえあれば
誰にでもゲームを作れて、無料で販売→課金という流れで儲けが多い
しかし、コンシューマの場合開発キットが昔なら数千万円というのもザラ。
今のPS4キットはかなり安い、しかしそのゲームに合わせたエンジンの
開発は欠かせない。
そう要は売れるかわからないものに「予算」はかけられない
ましてやスマホゲームは開発資金が安い。しかしコンシューマ向けは
年間数億円も普通だ。となればリスクが非常に高い。
そしてノウハウも必要だ開発期間も長く、となれば一定の売れるソフト
=リメイクに走るわけであり、リメイクにはそんなに予算はかけられないのが
実情だ。
後問題もあり、当時の開発スタッフがいないことも多く、運よく当時のスタッフの
協力が得られればよいのだがいない場合はほぼ何も知らずに安易な移植になる
となれば声優のセリフを入れたり、高画質高音質に目が向くのもやむ得ない。
逆に当時を知るスタッフがいると、こういうバグがあったなーと考え
当然移植後にそれらが起きると想定できるのでバグも減らせて良い作品が
できるのだ。
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