手間暇に勝るものなし

「東京チカラめし」という有名チェーン店をご存じだろうか。

そう大手の牛丼3社に果敢に挑んだ東京の雄である。


だが最近衰退しつつあるのである。


そう詳しくは上の記事をご覧頂きたいと思うわけだが

日本酒・ワイン・焼酎の専門資格を取得して思うところがあり

つまりこれにも手間暇をかけている所だ

日本酒は米と水が良くなければ、ワインは土壌とブドウの育ちが良くなければ

焼酎は素材と製造環境が良くなければできないところ。

全ては共通している。東京チカラめしの場合それまで行っていた

オペレーションを店舗の拡大と効率化を急いだあまり

大手に敗北しもはや影すら皆無だ。


ちなみに「伝説のスタ丼」も全国100店舗を目指している

しかしながら手作り特に中華鍋での手作りだ。

だが最近店舗を増やした結果味が落ちているのである

当然原価率が40%(食材のみで)かけていたであろう

それを簡素化すれば原価率は下がっている。

食材の選定や製造コストである人件費をけちっていたのでは

当然ながら味は落ちる。無論余計な人件費は削減するべきだ


だが無駄の削減がイコール人件費原価を下げるのとは違ってくる

なんでもそうだがかけるところにはかけ、抑えるところは

抑えるそのセオリーを崩してはすべてが終わるのだから。

きき酒師 泰彦 公式HP

飲食のコンサルタントとして、日本酒やワインと料理の相性について ご相談を受け付けております。また飲食業界の経験を生かして 人事的なアドバイスも行っております。 今後は、焼酎に関するアドバイスや会社の経理に関する アドバイスも行う予定です。